大沢昌助絵画資料室 ナギサ

nagisa

古事記に、伊自牟(いじむ)国として登場するほど古くから人々が生活していた土地に、大沢昌助絵画資料室・ナギサをオープンしました。

美術の専門家だけでなく、次の時代を担う子供たちや若者たちにも、心の目で作品に触れて欲しいと願い建てられた、小さな小さな六角形の大沢昌助絵画資料室です。

いすみ地方は父親・三之助さんの別荘があって、大沢昌助先生はこの敷地周辺の風景をとてもお気に入りでした。

みなさまも、ぜひ一度お越しください。

2014年5月の展示の模様

2014年5月の展示の模様

作 品 学生時代より93歳まで収蔵、毎月展示替
常 設 油絵(大作含む)、水彩、デッサン、版画、コラージュ、絵付け陶器作品を20点以上常時展示
公 開 12:00~17:00 お休み:月・木曜、要予約
料 金 大人300円(月額、同じ月であれば2回目以降無料) 学生無料

〒299-4622 千葉県いすみ市岬町押日163-3
Tel/Fax 0470-87-9379

埼玉県新座市、N.K.さん(30年来のファン) 東京駅9時45分発、快速で、長者町着12時26分。
爽やかな風。[そとぼう]でバイキングランチ。近くの海辺を散歩。面白い流木発見、撮影する。
六角形の資料室でゆったりお茶を飲みながら、4時過ぎ迄作品を味わう。ソフトラインが胸にくる。次は家にソフトラインを飾ろう。
海、絵、先生のエビソ-ドと素敵な小旅行でした。


上記ナギサのフライヤーのPDFは、こちらからダウンロードできます。

ギャラリーアルカディア

アルカディアは、牧歌的、楽園という意味で大沢先生の命名です。

「天声人語」に 《 フランスの画家ニコラス・プッサンが「アルカディアの牧人」に描いている古代ギリシャの地アルカディアは、牧歌的な楽園や理想郷にたとえられた。日本でいう楽天地もまた、楽しさあふれる天国のような場所を指している 》 と書かれています。

アルカディアは、1973年から93歳まで大沢先生の新作個展を開催いたしました。
その最後になった個展会期中に急逝されたご縁もあり、ご遺族のご協力を得ながら、没後も毎年『大沢昌助・世界展』を開催させていただいています。

晩年になってからですが、若い人にも求めやすい価格の版画制作を依頼しましたところ、快く承諾していただき、その結果若い人のコレクターもずいぶん増えたように思います。

このホームページでは、数多く残された版画作品の一部を紹介しますのでご覧になってください。

油絵・水彩・コラージュ・デッサン・版画・絵付陶器・画集なども常時取り扱っています。

2012年 初春
アルカディア 青山ムツ子